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〜Midship Amusement〜


ビートとの出会い その1



僕は小さい時はあまり車に興味がありませんでした。
その頃は野球少年で、スポーツに明け暮れる日々を過ごしていたと思います。

中学校に入っても部活動に明け暮れ、親父が乗っている車や町で擦れ違う車のことなど全く気になりませんでした。

ちょうどその頃、プレイステーションでリッジレーサーが流行っており、ゲームっ子だった僕も例外に無くハマりました。
ブラックデビル(通称ゴキブリ)に勝った時は最高に感動したのを覚えています。

しかし、どんなにレースゲームにハマっても、実車に興味を持つことはありませんでした。


高校生になり、友達の影響もあって徐々に車に興味を持ち始めました。
と言っても、知っている車はどれもメジャーな車。ミッドシップって何?っていうくらいのレベルでした。

その後プレイステーション用ソフトの「グランツーリスモ」シリーズにハマり、その結果徐々に車に関しての知識を持ち始め、この頃から僕の人生が変わり始めました。

高校3年生で、めでたく普通免許取得。
最初に買ってもらった車はホンダのビガーでした。

僕は当時非常にセダンに憧れており、「あの店にスカイラインあったぞ。どうだ?」と親父に言われても「あーゆー車はちょっと・・・」と拒絶していました。どうしても「カチっとしたセダン」に乗りたかったのです。
以前兄がインスパイアに乗っており、フォルムが受け入れ易かったのかどうなのか知りませんが、中古のビガーを見たときに「あ、これがいい」と感じました。

そう。泣く子も黙る5気筒エンジン搭載のビガーです。
内装もなかなか大人っぽく、かなり気に入っていました。

その後大切に乗り続けていたのですが、19歳の時あることがきっかけで「オープンカーに乗ってみたい」と強く感じました。(今思うとビガー購入から1年しか経っていなかったんですね・・・)

そのきっかけというのは、ある車雑誌のオープンカー特集。
色んなオープンカーが載っていたのですが、一際目を奪われた車がありました。


それはシボレーカマロ。


「こんな車を豪快に運転してみたい」
という感情を抱きました。

そんな思いを友達に語っていると、「お前にはロードスターがお似合いだよ」と言われ、「小せぇじゃん!!デカくなきゃダメなんだよ!」と声を荒げて言ったのを覚えています。
オープンカーに憧れを抱きつつも、その後もビガーに乗り続けました。

憧れを実現する為にコツコツと貯蓄する一方で車の知識も豊富に。その結果「アメ車は金がかかりすぎる」という現実を知ってしまいました。

ではどうするか。
せめてオープンカーに乗ってみたい。維持費の安い国産車のオープンカーか・・・。

そこで真っ先に浮かんだのはマツダロードスターでした。まさに友人の言っていたとおりです。
しかし2シーターを買うとなると、なんとなく両親に怒られそう。

ある時恐る恐る親父に聞いてみました。


僕「スポーツカーってやっぱり気持ちいいのかな」

父「おー、いいねぇ」

僕「ロードスターとかどうだろ?」

父「人気あるから良いんだと思うぞ」

僕「今度買おうかと思っているんだけど」

父「おー、探そうぜ」


なんとあっさり承諾。
その後の数週間は休みの度にロードスターを探す旅に出るのでした。


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